大事なのは「長さ」次に「細かいディテール」

今回の練習スタイルは
他の美容師さんの作品ですが
こちらのスタイルを勉強させていただきます。

なぜそう切っていくのか? 

「根拠」をしっかりと考えながら
今回はスタイルのポイントをまとめていきます。

このスタイルのポイント。

ポイントを抑えることが大切ですね。

早速仕上がりのスタイルを

いい感じに仕上がりました。

今回のようなスタイルの場合
1番重要なことは

「長さ」

次に

「細かいディテール」

スタイルにより多少最重要ポイントは
異なりますが基本これが間違ってたら
つくりたい目標とは違ってきます。


ですので
先ずは「長さ」を決めていきます。

赤ラインのように大枠(長さ)を決めます。


次にネープ


 このタイト張りついたネープをつくりたいので
アウトラインさU字・V字ラインをとります



ブロッキングは赤道より1cmほど下でわけ


首に張り付いたようにしたいので
縦スライスでしっかりレイヤーいれます。

タイトなネープをつくるために下にワンレンが
分厚くのこらないようにします。

次にその上にのっかってくる
膨らみをつくります!


このグラデーションをつくるのが

この辺りのポイント‼️
ここですね。
持ち上げすぎに要注意!!

最初にレイヤーを入れた上に
このグラデーションを被せます。

さらにその上


これで後頭部の高さを決めます。

ここから顔周りに向かい前下がりになって
いくわけですが

後ろにオーバーダイレクションをかけながら
グラデーションをいれていきます。


ここで大事なことは
引き出す位置を頭の丸みにそって
ボディーモーションで前に回っていきます。


ここを綺麗に回っていかないと⬇︎このように

このように四角い印象になります。

キッチリとボディーモーションと
グラデーションをしっかりいれてあげると⬇︎

このようにひし形になり
頭の丸みが綺麗になり子頭効果がうまれ
「細かいディテール」がよく見えます。

「細かいディテール」というところでいうと


顔周りがしっかり膨らまないようにするために
フェイスラインの内側の髪を切っておきます

これで
トップにレイヤーを入れて
ベースカットは終了です。

ベースカットの練習ですので
ドライカットはセニングを毛先にいれて

これでブローして終了です。


ブロー&スタイリングで重要なポイントは
トップを後ろにふんわりさせてあげるのが重要です。

後ろを大きく見せることで
顔周りがタイトに見えていくようにした


前や後ろから見たときにひし形に見えて


前下がりになっていくように見せるためにも
ここも重要なポイントです。

一つ一つのテクニックが
やりたいデザインに向かって「根拠」を持つものにしていきたいですね!!



TOSHINOBU MAEDA技術追求塾

技術追求ブログコンテンツになっています。 少し美容師よりのお話ですが ぜひ、お客様もご覧いただけたら カットの奥深しさが楽しめると思います(^^) 知るほどにご自身の髪も理解できて より質の高いスタイルとなると思いますので ぜひご興味あれば皆様ご覧ください!

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